アンコール4大遺跡


1.アンコールワット遺跡

 アンコールワットはカンボジアのシンボルです。カンボジアの国旗やお金にもデザインされています。日本で言えば富士山がシンボルとされています。

 アンコールワットは12世紀の中頃、スールヤバルマン2世と言う王様の時代に建てられたヒンズー教寺院です。

 アンコールは『町』、『都市』と言う意味、ワットは『お寺』と言う意味です。つまりアンコールワットは『お寺のある町』と言う意味になります。以前はとてもたくさんの人が住んでいました。

 現在では仏教寺院に変わり、多くの人々の信仰を集めています。

アンコールワットは東西1.5キロメートル、南北1.3キロメートル、お堀の幅は190メートルあります。中央塔の高さは65メートルです。

 普通、ヒンズー教や仏教寺院は東向きにに建てられています。これは、東は人が生まれてくる方角、西は亡くなった人が行く方角、つまり西方浄土があったと考えられています。アンコールワットは珍しく西を向いて建てられています。そのためアンコールワットはスールヤバルマン2世のお墓として作られたと考えられています。

 そしてアンコールワットは当時のカンボジア人が考えた世界観をあらわしていると言われています。中央塔はヒンズー教の神々が住む山、『須弥山』をあらわしていると言われています。これは神々の世界を人々に知らせるとともに、王様の権力を見せるためと考えられています。そして、そのまわりの4つの塔や回廊はヒマラヤ、お濠は無限の大海を現していると言われています。

2.アンコールトム都

 アンコールトムは12世紀の終わり、ジャヤバルマン7世と言う王様が作った、クメールの町です。アンコールは『町』、『都市』と言う意味、トムは『大きい』と言う意味です。ですからアンコールトムは『大きな都市』と言う意味です。アンコール時代は西暦802年頃から1431年頃までの約600年間で、アンコールトムの時代が1番強くて、国も大きかったそうです。

アンコールトムは1辺が3キロメートルの正方形で、幅が130メートルのお堀があります。城壁の高さは8メートルで、東西南北に5つの大きな門があります。そして昔はその5つの大きな門の形が全く同じです。

門の上には東西南北に、観世音菩薩のお顔があります。これは、世界中の人々が平和になるように、と言うお願いがあるそうです。

3.タプローム遺跡

 タプローム遺跡はガジュマルの仲間の『スポアン』の木によって、壊されてしまった遺跡です。

 1186年に、アンコールトムを作ったジャヤバルマン7世が自分の母親のために建てたものだと言われています。タ・プロームは『知恵の目』と言う意味です。

 タ・プローム遺跡は東西1キロメートル、南北600メートルあります。平面型で、複雑な回廊があります。

タ・プローム遺跡は昔は、踊り子やお坊さんなどを合わせて1万人以上住んでいたと言われています。現在では上座部仏教のお寺に改宗されています。

 そしてタ・プローム遺跡には アメリカの女優 アンジェリーナジョリー様がトゥー厶レイダーと言う映画を撮影して 有名になりました。

 

 

4.バンテアイスレイ遺跡

  『東洋のモナリザ』で有名なバンテアイスレイ遺跡です。

バンテアイスレイは967年にジャヤバルマン5世やラージェンドラバルマン2世と言う王様の時に作られたヒンズー教寺院です。バンテアイとは『砦』、スレイとは『女』と言う意味なので、つまり『女の砦』と言う意味になります。

そしてバンテアイスレイを作った石はピンク色をしたバラ色砂岩を使っているため全体が赤く、さらに彫刻も細かくて女性らしいと言うことからこの名前がついたと言われています。

 そしてバンテアイスレイが発見されたのは1914年です。発見されるまで長い間、森の中にあり地元の人達が野焼きをしたことによってその姿を現しました。ですから黒くなっているところがあります、野焼きの後と言われています。


アンコールワット日本語ガイド ツアー

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